財務・人事東京汽船が13日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比10.4%増の89億300万円、営業利益が4700万円(前年同期は3億4500万円の赤字)、純利益は1億2900万円(同5800万円の赤字)だった。
主力の曳船事業について、前年度の第4四半期後半から曳船作業対象船舶のうち自動車専用船、コンテナ船、危険物積載船に持ち直し傾向がみられたほか、昨年11月からの港湾曳船料率値上げ効果などで収益が改善した。
また、前年度の第1四半期から秋田港・能代港で始まった、建設用の洋上風力発電交通船(CTV)の本格稼働も増収に寄与した。
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