サービス・商品ニューラルグループ(東京都千代田区)は30日、大阪国際空港(伊丹空港)の北側平面駐車場で、AI(人工知能)カメラを活用した駐車場満空把握サービス「デジパーク」を2025年から運用しており、現在も継続して稼働していると発表した。
同サービスは、既設の防犯カメラとエッジAI画像解析技術を組み合わせ、平面駐車場や立体駐車場内の混雑状況をリアルタイムで検知する仕組み。取得した満空情報は場内に設置した満空表示灯へ反映され、利用者は場内への進入時や分岐点で空車エリアを確認できる。空車を探して場内を周回する車両を減らし、駐車場内の円滑な交通を支援する狙いだ。
大阪国際空港は国内有数の利用者数を持つ基幹空港で、北側平面駐車場は多数の駐車区画を備える大規模施設。一方、混雑時には空き区画を探す車両の滞留が課題となっていた。今回のシステムでは、駐車場内の状況をリアルタイムで可視化することで、利用者の利便性向上と混雑緩和を図る。
デジパークは、エッジAI解析技術を活用した駐車場管理サービスで、クラウドへ大量の映像を送信することなく現場で画像解析を実施する。このため、安定した運用に加え、高い情報セキュリティやプライバシー保護、設備投資コストの抑制を実現できるとしている。また、管理者向けの画面ではリアルタイムで満空状況を確認でき、日常の運営にも活用しやすい設計としている。
同社によると、デジパークは東京建物の「SMARK伊勢崎」や三井不動産の「ららぽーと安城」をはじめ、商業施設や物流施設、公共施設などへの導入実績がある。今後も大阪国際空港北側平面駐車場での運用を通じて、駐車場全体の混雑緩和と空港利用者の利便性・満足度向上に向けたサービス品質の改善に取り組む。
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