ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東海汽船、貨物輸送底堅く最終益1.8億円で黒字転換

2023年2月14日 (火)

財務・人事東海汽船が14日発表した2022年12月期通期連結決算は、売上高が前年同期比28.9%増の139億2900万円、営業利益が2.3倍の4億5200万円、最終利益が1億8000万円(前期は7800万円の赤字)となり最終黒字に転換した。貨物輸送量は生活関連品や工事関連品ともに堅調に推移したことなどが寄与した。

乗船客数が増加したほか、連結子会社化した小笠原海運(東京都港区)の売上高を通期で取り込んだことが好業績の要因。大幅な増収につながった。費用面も船舶の燃料・修繕費が膨らんだものの、国や東京都からの支援もあり最終利益を確保した。

ただし、23年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.4%増の142億7000万円、営業利益が82.3%減の8000万円、最終利益が44.7%減の1億円と利益面について慎重な予想を示した。原油価格の動向や為替変動、気象状況など不透明な先行きが続くと見込んでいる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com