アパレル伏木海陸運送は1日、子会社のチューゲキ(富山市)を通じ、自動車内装材の生地を生産する山口ニット(同)の株式を取得し、連結子会社化すると発表した。
山口ニットはトリコット機による自動車内装材で国内シェア20%を占めており、伏木海陸運送は物流以外の事業分野を傘下に収めることで、連結利益の向上を目指す。
山口ニットとチューゲキは同じルーツを持つ会社で、チューゲキの子会社に配してシナジー効果の創出も期待する。
株式は、山口ニットの大株主である山口清隆社長の持分52.4%を2億9877万円で2日に取得する。同社の2位株主は帝人ファイバーで、45.7%を保有している。