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ケイヒン、国内低調も国際物流がカバーし増収増益

2023年5月11日 (木)

ロジスティクスケイヒンが11日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比10.6%増の598億2100万円、営業利益が21.8%増の38億2300万円、最終利益は19.5%増の27億400万円の増収増益となった。

(イメージ)

国内物流事業の売上高は4.9%減の264億400万円、営業利益は2%減の26億7300万円となった。倉庫業は保管・入出庫の取り扱いが増加し、売上高は6.6%増の75億9800万円、流通加工業の売上高は11.4%減の59億4900万円だった。陸上運送業は配送の取り扱いが減り、売上高は8.6%減の120億200万円となった。

国際物流事業は、売上高が25.9%増の343億8100万円、営業利益は38.8%増の27億3500万円となった。国際運送取扱業がプロジェクト貨物の取り扱いが増加するとともに、海運運賃の高騰もあり、売上高が34.9%増の307億400万円、航空運送取扱業は、輸出入貨物の取り扱いが減少し、売上高は30.8%減の16億9100万円だった。港湾作業は、船内荷役、沿岸荷役が減少し、売上高は5.2%減の19億8400万円となった。

24年3月期の通期業績は、売上高が8.1%減の550億円、営業利益が11.1%減の34億円、最終利益は11.3%減の24億円と、減収減益を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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