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SBSHD1Q、不動産売却分の計上で大幅増益

2023年5月12日 (金)

財務・人事SBSホールディングス(HD)が12日発表した2023年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比10.5%増の1190億6900万円、営業利益が同2.2倍の106億円、最終利益が2.1倍の68億1100万円の大幅増益となった。主力の物流事業では減収減益だったが、不動産事業での物流施設売却により押し上げた。

物流事業は売上高が0.4%減の1047億3500万円、営業利益が27.7%減の12億6900万円。3PL、4PLを中心に新規顧客の獲得や、新サービス「EC物流お任せくん」を展開するなど旺盛なEC(電子商取引)物流需要の取り込みに注力したが、企業間物流における海外事業の運賃下落や物量減が響いた。

不動産事業では横浜金沢物流センターの信託受益権の一部と、東扇島倉庫の売却で売上高が115億9500万円増、営業利益は67億5600万円増を記録した。

通期業績予想は前回と変わらず、売上高が4570億円(前期比0.3%増)、営業利益が228億円(同4.4%増)、最終利益が120億円(2.3%増)。

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LOGISTICS TODAY編集部
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