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ヤマタネの通期は増収増益、国内外の物流好調

2023年5月12日 (金)

財務・人事ヤマタネが12日発表した2023年3月期通期連結決算は、売上高が前期比9.2%増の510億9000万円、営業利益が同19.5%増の35億8800万円、最終利益が17.3%増の21億5000万円と増収増益だった。

主力の物流部門の売上高は11.1%増の243億4800万円、営業利益は5.7%増の24億9400万円と増収増益を確保。国内物流は新型コロナウイルス感染症での行動制限の緩和により業務用飲料の荷動きが回復。既存荷主の安定した在庫増加により倉庫事業の保管残高が前期を上回った。

国際物流でも行動制限緩和のなか海外引越を中心に取扱案件が前期を上回った。2022年4月に完全子会社となったシンヨウ・ロジも業績に寄与した。

24年3月期の通期業績は、電気代など諸経費の増加、人的資本投資の拡充などによる人件費の増加もあり、4.7%増の535億円、営業利益が12.5%減の31億4000万円、最終利益が2.3%増の22億円と増収営業減益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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