ハマキョウレックス、3PLの京阪久宝HDを子会社化

M&Aハマキョウレックスは12日、3PL業務や一般貨物自動車運送事業を行う京阪久宝HD（大阪府堺市）の発行済株式の80％を取得し、６月１日から子会社化したと発表した。

京阪久宝HDは、大阪を中心に拠点を置き、事業を展開する。ハマキョウレックスでは、京阪久宝HDの子会社化で、同社が長年蓄積してきた物流ノウハウを獲得し、自社サービスとの相乗効果を狙う。今後は、ハマキョウレックスのグループが持つ物流ノウハウと、京阪久宝HDが培ってきたノウハウを組み合わせることで、付加価値の高い物流サービスの提供を目指す。

ハマキョウレックスは、グルーブでアパレル、食品、医薬品、医療機器などを中心に、3PLの物流センター事業と貨物自動車運送業を主に展開する。2021年5月に発表した新中期経営計画では、3PL事業を軸とする事業展開、3PL事業とグループ会社の融合、新規顧客獲得に向けた取り組みを掲げており、3PLの物流センター事業を中心に業務の拡大を進めている。京阪久宝HDの子会社化は、その戦略に沿った取り組みの1つになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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