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東京港大井ふ頭でヒアリ250匹、定期調査で確認

2023年6月15日 (木)

▲13日の港湾調査で確認されたヒアリ(出所:環境省)

国内環境省は15日、今月13、14日に東京港大井ふ頭でヒアリ250個体を確認したと発表した。同省が毎年行っている定期港湾調査によるもの。2017年6月に国内で初めて確認されて以降、94件目の確認事例となる。

発表によると、13日の調査において、調査事業者がヤード上でヒアリと疑わしいアリが地面から出入りしているのを発見。14日は別箇所で同様の事象が見られた。いずれも確認場所周辺に殺虫餌を設置し、その後、専門家がヒアリであることを確認した。

発見場所における目視やトラップによる調査、防除を東京都などと協力して行い、定着防止に取り組むとしている。今回の件を踏まえ、関東地方環境事務所から都の関係機関に対し、当該コンテナヤードとその周辺の点検などの適宜実施や、ヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積み荷で確認した場合は、密閉により逸出を防ぎ、環境省に連絡することなどの徹底を改めて呼びかけている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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