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川崎重工、高環境性能貨物船を引き渡し

2023年6月16日 (金)

荷主川崎重工は16日、中国遠洋海運集団と共同運営している南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS、中国南通市)で、サカエシッピングエスエー向け64型ばら積運搬船 「ローランズフィデリティ―」を引き渡したと発表した。

▲ばら積運搬船「LOWLANDS FIDELITY」(出所:川崎重工)

同船は、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、推進効率の高い形状のプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を持つ。これにより、1トンの貨物を1マイル運ぶ際に排出されるCO2のグラム数として定義されるエネルギー効率設計指標(EEDI)を用いて、新造船の省エネ性能に関する規制値への適合を強制する国際規制(EEDI規制)のフェーズ3である「CO2排出量の基準値比較30%削減」を達成した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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