認証・表彰関光ロジNEXT(山口県下関市)は10日、第1回「日本物流大賞」で、海上モーダルシフトを活用した共同輸送2件が「事業者間連携賞」と「奨励賞」を受賞したと発表した。競合商社や異業種企業の貨物を集約し、フェリー輸送へ切り替えることで、CO2排出量とトラックドライバーの運転時間を削減した点が評価された。
事業者間連携賞は、豊島、MNインターファッション、ヤギ、東京九州フェリーとの取り組み。下関港で輸入した3商社の貨物をまとめ、従来の関東向けトラック輸送から、新門司港-横須賀港間のフェリーを使う共同輸送へ転換した。通関時刻のばらつきに対応し、深夜の出航便を活用して通関当日の乗船を可能にした。これによりCO2排出量を149トン、71%削減し、ドライバーの運転時間も85.7%減らした。

(出所:関光ロジNEXT)
奨励賞は、小林製薬、Dr.ルルルン、日本パレットレンタルとの異業種共同輸送。各社の発着地が近い点を生かし、東京、四国、九州を結ぶ循環輸送ルートを構築した。14メートルトレーラーへの混載と往復貨物の組み合わせにより、実車率99%以上を確保。CO2排出量を20%、ドライバーの運転時間を65.9%削減した。
日本物流大賞は、旧物流環境大賞と旧モーダルシフト優良事業者大賞を統合して新設された。関光ロジNEXTは今後、荷主間の連携を広げ、海上輸送を組み込んだ共同輸送の展開を進める。
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