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加藤製作所、中国建機子会社を譲渡

2026年7月10日 (金)

M&A加藤製作所は10日、連結子会社である加藤中駿(厦門)建機(中国)の全持分を譲渡すると発表した。譲渡は2026年10月を予定している。

同社は24年6月、加藤中駿(厦門)建機の解散・清算を決議していたが、保有資産の処分を検討するなかで、中国国内企業との間で条件面で合意に達したことから、解散・清算を取りやめ、全持分を譲渡する方針へ切り替えた。

加藤中駿(厦門)建機は04年に設立され、油圧ショベルなどの製品、部品の製造・販売を手がけてきた。資本金は3000万人民元で、加藤製作所が100%出資している。

譲渡先は中国国内の民間企業で、守秘義務契約に基づき社名は公表していない。加藤製作所との間に資本、人的、取引関係はなく、同社は譲渡先の信頼性や事業内容などを総合的に勘案し、適切な譲渡先と判断したとしている。

持分比率は譲渡前の100%から譲渡後は0%となる。譲渡価額についても守秘義務契約に基づき非公表としているが、双方の協議と合意を経て決定した公正かつ妥当な価額であるとしている。

今回の持分譲渡益は、5月14日に公表した2027年3月期連結業績予想には織り込んでいない。今後、会計処理が確定し業績予想の修正が必要となった場合は速やかに公表する方針だ。

また、中国の連結子会社2社の事業終了後も、現地顧客へのサポートやサプライヤーへの支援を継続するため、25年4月に昆山市と厦門市に連絡事務所を開設した。両拠点を通じて現地顧客へのサポートやサプライヤーへの支援を継続し、当面は現在の体制を維持するとしている。

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