山九、モーダルシフトで物流環境大賞特別賞

▲表彰式の様子（出所：山九）

認証・表彰山九は20日、日本物流団体が主催する第24回物流環境大賞にて、2件の案件が特別賞を受賞したと発表した。同表彰制度は、物流部門での環境保全の推進や環境意識の高揚、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰するものである。

受賞内容としては、「精密機器部品輸送のモーダルシフト」として、山口県～千葉県への精密機械部品輸送をトラック輸送から、新門司港・横須賀港の海上輸送に転換するモーダルシフトを実施。CO2排出量を72.6％削減し、ドライバーの年間運転時間を87.3％削減したことが評価された。

また、「岩国・大竹－市原間の海上モーダルシフト」としては、広島県～千葉県への化学製品の輸送を、トラック輸送から岩国港・千葉港の海上輸送に転換するモーダルシフトを実施。輸送中は、同社が開発する高さ９フィート６インチのハイキューブコンテナと薄型パレットの使用より積載効率を向上させ、フル積載での輸送を実現。CO2排出量を56％削減、ドライバーの年間運転時間を97％削減したことが評価された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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