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大塚商会、一宮に新拠点・中部物流センター開設

2023年7月25日 (火)

国内大塚商会は25日、9月に愛知県一宮市に「中部物流センター」を開設すると発表した。

オフィスサプライ通販事業「たのめーる」の受注量拡大に対応するため現在の中部物流センターから最新の大型センターへ移転し、中部圏における新たな拠点として物流ネットワーク体制の強化を図る。新たな物流センターでは、現センターと比較して1.5倍の出荷に対応できる作業効率を実現するという。

(出所:大塚商会)

同センターでは、棚搬送型ロボット「Goods to Person Picking」(GTP)と、DAS(デジタルアソートシステム)ステーションにプロジェクションマッピングを融合させたことで、作業者が歩くことなく属人化のリスクも少ない作業環境を実現し、省人化を図る。さらに検品機能を備えた最新のDPS(デジタルピッキングシステム)も導入し、ビッグデータを活用した在庫配置の最適化と、各設備の特色や能力を最大限引き出すための分析・解析ツールを独自に開発している。

また、省人化機器・システムの設置とともに、震度6強にも耐える耐震構造、非常用自家発電装置とネットワークシステムの二重化などBCPにも対応。名古屋高速、名神高速、東海北陸道の3つの高速インターチェンジにも近い愛知県一宮市にあり、三河地区、北陸エリアを含む中部地方全域を網羅する物流センターとして稼働し、地域密着型サービスの拡充と、配送品質の向上を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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