行政・団体三菱ふそうトラック・バスは27日、大型トラック「スーパーグレート」、大型路線バス「エアロクイーン」のリコールを国土交通省に届け出た。
不具合の部分は排出ガス発散防止装置(制御プログラム)。対象車両は、2019年3月29日から23年2月27日までに製造された「スーパーグレート」「エアロクイーン」の2万9348台で、不具合や事故は報告されていない。
2019月5月14から21年3月23日までに製造されたスーパーグレート271台は、22年3月3日付のリコールの対象車両で、改善措置の作業指示が不適切なため、排出ガス発散防止装置制御端末(ACM)の制御プログラムが正しく書き換えられていないため、ACMの故障診断が正しく行われない。一方、19年3月29日から23年2月27日までに製造されたスーパーグレートとエアロスター2万9077台は、ACMの設定が不適切なため、センサーの故障を確定する作動シーケンスが、保安基準の規定回数を超えている。
改善措置として、全車両ACM制御プログラムをを正しいものに書き換える。
■改善箇所説明図(22年3月3日付リコール対象車両)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001609229.pdf
■改善箇所説明図(ACMの設定が不適切な車両)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001609229.pdf
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