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アルプス物流1Q、電子部品物流落ち込み減収減益

2023年7月28日 (金)

財務・人事アルプス物流が28日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比3.6%減の288億3300万円、営業利益が同24.2%減の14億1900万円、最終利益が28.4%減の10億3200万円と減収減益だった。

主力の電子部品物流事業では、半導体などの部品供給不足は緩和され車載関連の生産は回復傾向にあるものの、需要が低迷しているパソコンやスマートフォンなどの情報通信機器関連の生産が低調に推移。貨物取扱量の減少などで売上高は10.4%減の154億7500万円、荷動きの停滞に伴う効率悪化やインフレによるコスト増加などで営業利益は26.9%減の8億8500万円となった。

消費物流事業は、EC(電子商取引)通販関連の荷動きが堅調に推移したことなどにより売上高は3.4%増の71億5900万円。しかし、支払い運賃や賃借料、光熱費などのコスト増で営業利益は18.7%減の3億4600万円となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比1.5%増の1230億円、営業利益が同16.7%減の67億円、最終利益が24.5%減の38億円と増収減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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