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SBS2Q、不動産譲渡で大幅増益も物流事業は減収

2023年8月9日 (水)

財務・人事SBSホールディングスが9日発表した2023年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比2.7%増の2226億6600万円、営業利益が同70.7%増の142億4200万円、最終利益が4.3倍の81億8600万円。物流不動産の譲渡益を計上したため増収大幅増益となったが、主力の物流事業では減収減益だった。

物流事業は企業間物流における海外事業の運賃下落や物量減、家電・半導体などの取扱減などが響き、売上高は2.9%減の2055億5100万円、営業利益は15%減の64億9600万円だった。不動産事業では、横浜金沢物流センターの信託受益権の一部譲渡、東扇島倉庫の譲渡を実施したことで売上高は115億8900万円増、営業利益が68億4500万円増と業績を押し上げた。

23年12月期の通期連結業績は当初の予想通り、売上高が前期比0.3%増の4570億円、営業利益が同4.4%増の228億円、最終利益が2.3%増の120億円としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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