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丸運1Q、半導体低迷で減収も運賃改定などで増益

2023年8月9日 (水)

財務・人事丸運が9日発表した2024年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比3.7%減の109億8900万円、営業損益が1億300万円の黒字(前年同期は5500万円の赤字)、最終損益が9900万円の黒字(同500万円の赤字)だった。

セグメント別では、貨物輸送部門は半導体の需要低迷による輸送量の減少と中国向けの樹脂輸出が低迷して減収となった一方で、運賃改定や基幹システムの導入コストが減少したことで増益となった。エネルギー輸送部門は、石油部門での輸送量の減少、潤滑油・化成品部門での自動車生産減少などによる主要顧客の輸送数量減少などが響き減収となったが、運賃改定により増益を確保。海外物流部門は、半導体需要の低迷と中国の景気停滞による貿易量の減少により減収となった。

24年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比0.5%増の468億円、営業利益が同34.2%増の5億9000万円、最終利益は51.8%増の4億8000万円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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