
▲バイオ燃料を補給する様子(出所:日本郵船)
ロジスティクス日本郵船と同社グループの旭海運(東京都港区)、神戸製鋼所の3社は21日、神戸港でばら積み船にシップ・トゥー・シップ方式で、バイオディーゼル燃料を供給したと発表した。
今回バイオディーゼル燃料を給油したのは、旭海運が運航・管理する全長224.94メートル、総トン数3万9760トン、載貨重量7万6544トンの神戸製鋼所向けの貨物輸送船「SUNRISE SERENITY」(サンライズ・セレニティ)で、神戸港から豪州・ニューキャッスル港までの航路で使用した。
バイオ燃料は、生物由来の有機性資源を原料にする燃料で、燃焼時のCO2排出量は実質ゼロとなる。昨今では、船舶から排出されるCO2削減の要請が高まっており、バイオ燃料は一般的な重油用の舶用エンジンでも使用可能なものとして注目されている。今回の試験航行で得た知見は3社間で共有し、脱炭素化に向けた取り組み推進に生かす。
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