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ヤマトシステム、レンタル事業を支援するサービス

2012年11月12日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングスは12日、傘下のヤマトシステム開発(東京都江東区)が、主に高額品メーカー向けにレンタル事業のバックヤード業務を一括で提供する「レンタル事業@ワンストップサービス」の提供を今月から本格的に開始した、と発表した。

これにより、メーカーはレンタル品を用意するだけで、システム開発や設備などの初期投資を抑えながらスピーディにレンタル事業を開始することができる。

新サービスは、レンタル事業のバックヤードで必要な機能・業務を一括で提供するもので、レンタル事業の新規立ち上げ時だけでなく、見込み顧客向けの購入前トライアル(試用)実施の際にも活用できる。

レンタル品の受注業務をWeb、電話、FAXで代行するほか、レンタル品の予約、貸出、在庫などの状況を一元管理できるクラウド型システム「レンタル”見える化”@web」を提供。レンタル品の倉庫保管、配送、クリーニング、回収を行い、IT機器のキッティング作業も対応する。

また、信用審査を行った上でレンタル料金の回収から保証までを行う決済サービスを利用するため、メーカーは信用審査や請求書発行などの手間を省け、新規の小規模顧客に対しても安心して取引を開始できる。銀行、郵便振込み、コンビニ支払い、コレクトサービス(代引)を利用した代金回収が可能。

利用料金は、初期費用が30万円から、月額費用が3万円からとなっており、同社は初年度30社、2015年度までに70社との契約を目指す。

来年1月には、予約・承認、出荷、レンタル期限などをメールで通知するメール自動送信機能を追加することにしており、レンタル品の在庫回転率、稼働率などの分析機能も同年4月頃に提供する。