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キユーソー流通3Q、事業好調もコスト増で最終減益

2023年9月29日 (金)

財務・人事キユーソー流通システムが28日発表した2023年11月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.7%増の1373億6100万円、営業利益が同2%増の30億3700万円、最終利益が10.3%減の11億5500億円と、増収も最終減益となった。

共同物流事業の売上高は941億9300万円(0.2%減)、営業利益は9億8300万円(11.5%減)だった。鶏卵供給に回復の動きが見られたものの、出荷物量の減少により減収となった。運送・倉庫の効率化や適正料金化施策などが進ちょくしたが、減収による利益減、電気代や運送・倉庫のコストアップなどにより、利益も前年を下回った。

専用物流事業の売上高は292億2200万円(3.4%増)、営業利益は11億4200万円(8.8%減)。チェーンストアやコンビニエンスストアに関する既存取引や事業領域の拡大などで増収も、利益面では労務費などの増加により前年を下回った。

関連事業では、国内における施設工事の増加や、インドネシアにおける保管・配送の取扱物量増などにより、売上高、営業利益ともに前年を上回った。売上高は139億4500万円(25.5%増)、営業利益は8億9600万円(48.6%増)。

23年11月期の通期連結業績は変更なく、売上高が1.9%増の1830億円、営業利益が8.2%増の40億円、最終利益が9.7%増の16億円と増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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