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SBS東芝、ダットとペーパーレス化アプリを共同開発

2023年10月10日 (火)

サービス・商品建設系ソフトウエア開発のダットジャパン(札幌市中央区)は10日、現場作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する業務支援アプリ「ゲンバスター」を開発し、SBS東芝ロジスティクス(新宿区)がゲンバスターをベースとしたアプリを採用したと発表した。証拠写真添付によるトレーサビリティーの強化やワークフロー実装などにより、紙帳票中心の現場作業のリードタイム短縮や、現場データのクラウド一元管理による業務効率化など、サプライチェーンの高度化を図っている。

倉庫業務の紙での運用は、記入や確認の作業負荷が大きいことに加え、客観的な写真の添付・保管ができないため問題共有が難しいことや、紙ベースのワークフローが作業場所に依存するために承認プロセスに時間がかかるなどの課題がある。ゲンバスターでは証拠写真の添付が可能となったことで、情報共有や起案・確認・承認のリードタイムが短縮され、業務プロセスの効率化や情報の可視化につながる。

今後の展望としては、倉庫内のペーパレス化だけでなく、ゲンバスターのOCR(光学文字認識)機能を活用したピッキング作業を推進し、指示書の読み込みから指示内容のラベル出力までの作業フローを機械化し、より効率的で正確なピッキング作業の実現を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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