ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

AIT、2Qは輸入貨物の荷動き弱まり減収減益

2023年10月13日 (金)

財務・人事エーアイテイーが12日発表した2024年2月期第2四半期決算は、売上高が前年同月比29.2%減の253億2400万円、営業利益が同20%減の22億400万円、最終利益が17.5%減の15億4500万円と大幅な減収減益だった。

日本での売上高は運賃水準の下落と取扱高の減少で30.4%減の218億3900万円、営業利益は23.4%減の19億円。前年同期から物流コストは減少傾向にあるものの、海上輸送運賃の下落に加え、円安の環境下で商品の在庫調整やコロナ需要が一巡したことで輸入貨物の荷動きが弱まった。結果、海上輸送の取扱コンテナは輸入が10.1%減の11万2661TEU、輸出入合計で10.4%減の11万9649TEUと前年同期を下回った。

中国での売上高は16%減の29億7600万円、営業利益は23.9%増の2億3700万円。日本向け貨物取扱が減少したことで収益機会は減ったが、利益率の改善で増益となった

24年2月期の通期連結業績は当初予想と変わらず、売上高が0.8%増の700億円、営業利益が0.2%増の53億円、最終利益が0.4%増の37億円と増収増益を見込む。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com