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▲R5 Pro（出所：AutoStore System）
国際ノルウェーのAutoStore（オートストア）の日本法人AutoStore System（オートストアシステム）は24日、自動倉庫システムでの自動走行ピッキングを担う「R5」ロボットについて、最新バージョンとなる「R5 Pro」を開発したことを発表した。
R5 Proは、EC（電子商取引）の需要増加にともなう大規模なオペレーション、長時間稼働に対応した製品。従来のR5と同一仕事量で比較した場合、同じグリッド上におけるロボット数を最大15％削減することが可能となり、ロボットのルーティングとシステムの効率を向上させることができる。
また、LTO（リチウムチタン酸化物）バッテリーを採用したことで、急速充電に対応し、昼夜にわたるマルチオペレーション時にも、個々のロボット稼働率の向上が見込める。
LTOバッテリーの採用は、必要な充電器の数も最大で86％減少させることを可能としており、倉庫スペースの有効活用にも貢献。収納可能なSKU（商品個別コード）数を増加させ、格納スペースの削減にも寄与する。
オートストアでは、新ロボット1台あたりの生産性の向上と、充電時間の短縮によって、必要なロボット数や充電機器を大幅に削減して倉庫の保管効率を上げることが、より最適化したオペレーションの構築と、トータルコスト削減にもつながると提言する。
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