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山九が通期業績予想を下方修正、物流事業低調で

2023年10月31日 (火)

財務・人事山九は31日、2024年3月期通期連結業績予想を下方修正した。主力の物流事業をはじめ、第2四半期までの収益が予想を下回ったことに伴うもので、売上高が前回予想から155億円減の5525億円、営業利益が35億円減の335億円、最終利益が15億円減の230億円

同日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比4.2%減の2771億7500万円、営業利益が同11.6%減の169億600万円、最終利益17.4%減の114億6000万円。

物流事業全体の売上高は6.4%減の1413億3300万円、営業利益が10.3%減の43億7600万円。港湾国際では国内海上コンテナ取扱減少によりヤード内作業・保管作業が減少。国内外での海上・航空運賃が下落し、輸出入取扱が低調に推移した。3PL一般では新規取扱が増加したものの、一般物流では中国域内の自動車部品・消費財などの輸送作業などが低調に推移し、国内では化成品・消費財などの取扱が減少した。構内作業は国内の単価改定が進展ししたほか、南米で増加するなど堅調に推移した。

もう一つの主力事業である機工事業も、売上高が3%減の1225億5700万円、営業利益が14.3%減の113億9600万円と減収減益だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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