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東洋埠頭が通期業績を下方修正、原油・エネ高騰で

2023年11月1日 (水)

財務・人事東洋埠頭は1日、2024年3月期の通期連結業績を下方修正した。貨物の荷動きが低調に推移し、アジア、欧州向け輸出貨物の取扱が減少したことに加え、コンテナ取扱数量や倉庫保管残高も前期を下回り、ロシア・ウクライナ情勢に起因するエネルギー資源、原油価格の高騰などにより、取扱数量の回復に時間を要すると見込んでいる。売上高は前回予想から30億円減の360億円、営業利益は3億円減の12億円、経常利益は3億円減の14億円、最終利益は2億円減の12億円とする。

同日発表した2024年3月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比10.2%減の178億800万円、営業利益が同31.5%減の6億8600万円、最終利益が47.9%減の4億8300万円と大幅な減収減益となった。

国内総合物流事業では、倉庫、港湾運送、自動車運送のいずれも取扱減少により減収し、売上高は1.5%減の157億3000万円、営業利益は19.9%減の6億2300万円と大幅減益。

国際物流事業ではアジア、欧州向け輸出貨物の取扱減少で、売上高が43.4%減の22億5600万円、営業利益は74.2%減の5600万円と低調だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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