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共栄タンカー、想定以上の円安で通期損失拡大

2023年11月2日 (木)

財務・人事共栄タンカーは2日、2024年3月期の業績予想を修正した。通期に関して、売上高は前回予想から7億円増の143億円と引き上げたが、営業損益は4億5000万円引き下げて3億円の赤字に、経常損益は5億円引き下げて4億円の赤字に、最終損益は3億5000万円引き下げて2億8000万円の赤字と利益を下方修正した。為替が想定よりも円安で推移したことによるもの。

同日発表した2024年3月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.4%減の69億7500万円、営業損益が3億3800万円の赤字(前年同期は4億3700万円の黒字)、経常損益が4億2200万円の赤字(同2億3400万円の黒字)、最終損益が2億9400万円の赤字(1億6600万円の赤字)となった。

前期にばら積み船一隻を売却したことにより減収、船舶のタンクトラブルに伴う修繕費の増加などにより営業損益、最終損益ともに赤字となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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