丸運2Qは減収増益、エネ輸送の運賃改定奏功

財務・人事丸運は8日、2024年3月期の業績予想を修正した。通期連結業績予想について、売上高を前回予想から11億円引き下げ、457億円とする。利益面は据え置く。

同日発表した24年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3.2％減の221億7100万円、営業損益が1億8700万円の黒字（前年同期は1800万円の赤字）、経常利益が3.8倍の2億5300万円、最終利益が86.7％増の1億2500万円と減収増益だった。

貨物輸送部門は売上高が3.3％減の112億6200万円、経常利益が7300万円増の7300万円。情報機器の減産に伴う高機能半導体の輸出減などで減収した一方、機工業務における中国から日本への輸送から据え付けまでの大型設備一貫物流業務の受注などで増益となった。

エネルギー輸送部門は石油や潤滑油・化成品の輸送は減少したものの、運賃改定などが寄与し、売上高は3.6％増の74億3000万円、経常利益は1億7400万円増の6100万円と増収増益。

海外物流部門は、中国から日本への大型設備一貫物流業務の受注などがあったが、情報機器における半導体需要の低迷などが響き、売上高は18.9％減の25億7700万円、経常損益は5800万円減って2100万円の赤字となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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