丸運は減収増益、主力の貨物輸送部門は低調

調査・データ丸運が9日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比3.4％減の449億9200万円、営業利益が同15.9％増の5億900万円、最終利益が31.7％増の4億1600万円と減収増益で着地した。

貨物輸送部門は、素材物流が全般的に低調だったことや、一部物流拠点の修繕費用がかさんだことから、売上高は3.8％減の224億3300万円、経常利益が3800万円減の6400万円と減収減益となった。

エネルギー輸送部門では、石油輸送が2.2％減、潤滑油・化成品事業で主要顧客の輸送数量が1.5％減だったが、運賃改定や車両投資が一巡したことによる減価償却費の減少などで、売上高が1.4％増の156億1100万円、経常利益が1億7500万円増の4億5200万円と増収増益となった。

25年3月期の通期業績は、売上高が1.8％増の458億円、営業利益が64.9％増の8億4000万円、最終利益が36.9％増の5億7000万円と予想する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com