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日本トランス2Q、港湾運送や国際複合輸送が低調

2023年11月9日 (木)

財務・人事日本トランスシティが9日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3.5%減の621億8300万円、営業利益が同21.5%減の32億1200万円、経常利益が29.3%減の38億6800万円、最終利益が29.9%減の26億1700万円と減収減益だった。

総合物流事業全体の売上高は4.1%減の611億9500万円。そのうち、倉庫業は取扱が低調に推移したものの、自動車部品関連商材の回復で売上高は7.8%増の232億1000万円と好調だった。一方で、港湾運送業では四日市港での輸出入コンテナや完成自動車が増加したものの、石炭・オイルコークスの取扱が減少したことで売上高は6.2%減の107億2600万円に、国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は増加したものの、航空輸送の取扱量や海外現地法人の取扱量も減少したことで売上高は15.9%減の205億9700万円と大幅に落ち込んだ。陸上運送業はトラック輸送は減少したが、バルクコンテナや鉄道輸送が増加したことで、売上高は0.4%増の90億8900万円と前年並みを維持した。

24年通期連結業績は、売上高が前期比10.5%減の1200億円、営業利益が同24.1%減の55億円、最終利益が26.9%減の45億円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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