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トナミHDが通期業績を下方修正、取扱物量が減少

2023年11月10日 (金)

財務・人事トナミホールディングスは10日、2024年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から50億円減の1450億円、営業利益を10億円減の70億円、経常利益を7億円減の77億円、最終利益を6億円減の52億円にそれぞれ引き下げる。主力の物流事業で円安・物価高に起因する消費落ち込みや、企業間物流の低迷による物量が低下し、下半期に一定程度の回復を見込むものの、上半期の減少分をカバーするには至らないとした。

同日発表した24年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1%減の696億600万円、営業利益が同17.5%減の29億3000万円、最終利益が18.5%減の22億5500万円と減収減益となった。

セグメント別では、物流関連事業の売上高が1.5%減の653億8800万円、営業利益が21.3%減の24億4600万円。中核事業会社のトナミ運輸で新たな事業所を開設したほか、ウインローダーの連結子会社化などで物流事業基盤の強化を図ったが、貨物輸送量の減少して減収減益となった。その他は情報処理事業が増収増益、販売事業は増収減益だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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