川崎汽船、インドネシアで完成車物流業務を受託

国際川崎汽船のインドネシアにおける総合物流会社“K” Line Total Logistics Indonesia（KTLI）は20日、同国ジャカルタにおいて「完成車物流施設」（KVPC）の運営を開始したと発表した。ジャカルタ港から10キロに位置するマルンダ地区の物流施設が集積するマルンダセンター内に設置した。

背景には、近年拡大をみせている中国のバッテリー式電気自動車（BEV）メーカーのNETA MOTORのインドネシア市場進出に伴い、完成車物流業務を受託することで同施設の運用を開始した。

具体的には、同港で水揚げされた完成車を川崎汽船と現地企業Mobaru Diamondと合弁で設立したKMDIが施設まで陸送し、KVPCにて保管とディーラーへの引き渡し前の各種点検を実施、その後KMDIが最終配送を行い、KTLIがこれらの物流ソリューションを統合管理する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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