ダイフク、滋賀事業所にメガソーラー設置

滋賀事業所全景とメガソーラー設置予定地

産業・一般ダイフクは19日、滋賀事業所（滋賀県蒲生郡日野町）に太陽光発電設備を設置すると発表した。同事業所は総敷地面積120万平方メートルで11の工場棟が立ち並ぶ、世界最大級のマテハン生産拠点。

再生可能エネルギーへの関心の高まりや、7月から開始された「再生可能エネルギーの固定買取価格制度」を受けて、滋賀事業所内の土地5.2万平方メートルにメガソーラーを設置し、来秋をメドに売電を開始することにしたもの。

設置するメガソーラー「メガソーラーパワープラント」の容量は4400キロワットで、年間発電量は430万キロワット時を見込む。一般家庭750世帯分の年間消費電力量に相当する。

完成後は、同社グループ・コンテック製の「太陽光発電データ計測・表示システム」を活用し、滋賀事業所のロジスティクス総合展示場「日に新た館」で発電量のリアルタイム表示、年・月・日単位の実績をグラフなどでビジュアル化した画面で紹介するほか、同館の新たな見学コースにも組み入れる計画。