横浜港23年の貿易概況、輸入過去2番目の水準

ロジスティクス横浜税関が24日に発表した2023年の貿易統計（速報値）は、輸出が8兆5204億円で前年同期比3.4％増、輸入が6兆3919億円で同5.1％減となり、過去2番目の水準となった。輸出入収支は2兆1285億円の輸出超過で、過去4番目に小さい黒字幅となった。

輸出は、「自動車」が前年同期比16.6％増、「建設用・鉱山用機械」が同27％増、「金属鉱・くず」が26.6％増となった。地域別では、アジアが4兆4041億円で同3.7％減、うち中国は1兆8164億円で同3.9％減となった。米国は1兆4399億円で同13.5％増、EUは5949億円で同16.3％増。アジアは3年ぶりに減少に転じた。米国とEUは3年連続で増加した。

輸入は、「衣類・同付属品」が29.5％増、「石油製品」が43.3％増、「建設用・鉱山用機械」が31.3％増となった。地域別では、アジアが3兆5676億円で1.7％増、うち中国は1兆79169億円で5.8％増となった。EUは7496億円で4.4％増、米国は4887億円で3.4％増。アジア、EU、米国は3年ぶりに減少に転じた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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