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因幡電機産業、藤倉商事を完全子会社化

2026年8月31日 (月)

M&A因幡電機産業は8月31日、フジクラの連結子会社である藤倉商事(東京都江東区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。同日付で株式譲渡契約を締結し、2027年3月1日に株式譲渡を実行する予定。取得価額は非公表としている。

藤倉商事はフジクラの販売子会社として、電子部品や電線、ケーブル、付属品、配電部品、ファスナー製品など、フジクラグループ製品の国内販売を担っている。26年3月期の売上高は344億9000万円、営業利益は18億6400万円、当期純利益は12億9500万円だった。

因幡電機産業は、制御機器や電子部品などを扱う産業機器セグメントで、電子事業の拡大を中長期的な重点戦略の一つに位置付けている。今回の株式取得により、フジクラグループ製品の取扱ラインアップを拡充するとともに、藤倉商事が持つ電子部品やコネクター分野の専門性と、因幡電機産業の販売網を中心とする営業基盤を組み合わせ、提案力の強化や販売機会の拡大を図る。

取得株式数は177万5775株で、取得後の議決権所有割合は100%となる。また、藤倉商事の完全子会社である藤倉商貿(大連)は、因幡電機産業の孫会社となる予定。

藤倉商事の26年3月期と藤倉商貿(大連)の25年12月期を単純合算した売上高は355億8700万円。両社間には取引関係があり、一定の内部相殺が見込まれるとしている。

因幡電機産業は、フジクラグループ製品の取り扱い拡充や販売基盤の融合を通じ、産業機器セグメントの電子事業拡大につなげる。

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