イベント日本郵船は29日、ギリシャのアテネで25日、ドライバルクビジネスに関わるギリシャ船主などを招いて安全実務者会議を開催したことを発表した。この会議は2010年以降、日本で開催されてきたが、今回初めての海外開催となり、ギリシャ船主など36社74人が参加した。会議の目的は、過去の事故やトラブル事例と対策、日本郵船グループの安全運航取り組み、自然環境への負荷軽減に関する情報共有であった。
会議では、日本郵船から独自の安全基準NAV9000に基づく安全推進活動やRemote Diagnostic Center(RDC)の紹介があり、日本海事協会(ClassNK)やノルウェーの船級協会Det Norske Veritas(DNV)からも脱炭素化に向けた取り組みに関する説明が行われた。質疑応答では活発な意見交換があり、参加者からはNAV9000の詳細や次世代燃料に関する質問、日本郵船の安全運航手法に対する評価のコメントが寄せられた。
日本郵船は今後も、船舶の安全運航と自然環境に配慮した取り組みに関する情報提供を継続し、海事関係者の理解を深めることで、海運業界全体の持続的な安全運航に貢献する計画だ。
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