ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜港23年貿易は2.1兆円の輸出超過、自動車伸長

2024年2月5日 (月)

調査・データ横浜税関がこのほど発表した2023年の横浜港貿易速報によると、同港の輸出は前年比8.4%増の8兆5204億円、輸入は同5.1%減の6兆3919億円、差し引き2兆1285億円の輸出超過だった。貿易黒字は45年連続。

輸出は「自動車」が16.6%増の1兆6493億円と好調なほか、「建設用・鉱山用機械」が27%増の2945億円、「金属鉱・くず」が26.2%増の2290億円と寄与した。一方で「半導体等製造装置」(22.2%減)や「石油製品」(40.8%)が減少した。

輸入では「衣類・同付属品」が29.5%増の1987億円、「石油製品」が43.3%増の1365億円、「建設用・鉱山用機械」が31.3%増の885億円と増加したが、中東諸国などから「原油・粗油」が51.9%減の3687億円、「非鉄金属」が22.1%減の3596億円、「金属鉱・くず」が24.6%減の1723億円と減少した。

地域別では、対アジア輸出が「半導体等製造装置」などの低迷で3.7%減の4兆4041億円と3年ぶりに減少し、輸入は「衣類・同付属品」などが寄与し1.7%増の3兆5676億円だった。中国向け、ASEAN(東南アジア諸国連合)向けともに、輸出は「非鉄金属」などが低調で減少した。

対アメリカ輸出では「自動車」が63.5%増と大幅に増加したこともあり、貿易黒字幅は9512億円に拡大。輸入では「液化天然ガス」や「金属鉱・くず」が伸びた。対EU(欧州連合)では、輸出は「建設用・鉱山用機械」や「科学光学機器」、輸入では「自動車の部分品」や「魚介類・同調製品」が増加した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com