郵船ロジスティクス、法務案件管理を自動化

ロジスティクスGVA TECH（ジーヴァテック、東京都渋谷区）は5日、郵船ロジスティクスがマターマネジメントシステム（MMS）「GVA manage」（ジーヴァ・マネージ）を導入したと発表した。MMSは、法務部門が取り扱う案件にまつわる情報を一元的に管理するためのソフトウェア。

郵船ロジスティクスでは15名の担当者が契約書の審査や社内からの法律相談に対応する業務を行っている。今までは法務相談の用紙をメールで受け取っていたため、依頼案件や案件進捗情報をエクセルへ入力する作業に手間がかかり、過去に対応した類似案件を探すのにも時間がかかっていた。

同システムの導入によって、法務部への依頼案件の受付・管理業務が自動化されたことで大幅な業務効率化を実現させており、ナレッジ共有に関しては、案件を一元管理できることで全体の状況把握が容易になり、個別案件の内容や経緯もスムーズに確認できているという。

ジーヴァマネージは、契約書の作成・レビューや法律相談などの法務案件を一元管理するクラウドサービス。普段使用しているメールやチャットツールに返答するだけで、法務と事業部間の質疑などメッセージや契約書などの添付ファイルを同システムに集約でき、法務部は集約されたデータ検索により、過去案件の調査時間を削減できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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