環境・CSR三井E&S(東京都中央区)は7日、ドイツが本社のMANエナジーソリューションズSEとともに、シリンダ直径50cmの大型舶用テストエンジンで水素燃焼運転に成功した、と発表した。三井E&Sによると、同種の成功は世界で初めてになるという。

▲テスト機関 水素燃焼テストの状況(出所:三井E&S)
三井E&Sのテストエンジンの4シリンダのうちの一つを、LNG(液化天然ガス)焚きエンジンをベースとした水素燃焼用に改造。昨年10月に玉野工場内に完成させた水素ガス供給設備とのカップリング運転で、水素漏えいなどの不具合がなく、テストエンジンの100%負荷運転に成功した。
今回の燃焼運転は、国土交通省の補助事業「海事産業集約連携促進技術開発費補助金」を活用して実施された。シリンダ直径50cmの大型舶用テストエンジンでの水素燃焼運転は、これまでに例がなかったという。
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