東京都貨物輸送評価制度、エコドライブ推進後押し

環境・CSR東京都は4日、24年度の「貨物輸送評価制度」の申請受け付けに関する詳細を発表した。

都では、自動車によるCO2排出を削減するため、緑・黒ナンバーの貨物運送事業者を対象に、エコドライブなどの日常的な努力を実走行燃費で評価する貨物輸送評価制度を実施しており、新たに24年度の申請を受け付ける。

評価対象事業者は、都内を発着する貨物自動車運送事業者で、事業所の所在地は都内外を問わない。申請期間は郵送またはメールで4月15日から5月22日まで、窓口では4月17日から5月24日まで受け付ける。評価対象は、全車両の燃費記録、エコドライブの教育訓練・指導などの体制構築状況、燃費データの集計・分析など日常的な管理体制について審査される。

評価は7月ごろに、三つ星、二つ星、一つ星の3段階で行われ、評価取得事業者には評価証明書が交付される。評価取得にはCO2削減の努力と実績をアピールできるロゴマークの貼付や、環境に配慮した事業者の情報紹介などのメリットがある。

なお、制度の詳細説明会はオンラインと会場で開催され、東京都トラック協会のホームページで詳細を確認できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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