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三菱重工、カナダでCCUSプロジェクトの基本設計を受注

2024年4月12日 (金)

環境・CSR三菱重工は11日、同社がカナダ・アルバータ州エドモントンに有する既設セメントプラント向けのCCUSプロジェクトにおいて、世界大手セメントメーカーのハイデルベルク・マテリアルズから、基本設計(FEED)を受注したと発表した。CCUSは、分離・貯留したCO2を利用するもの。

▲エドモントンのセメントプラント(出所:三菱重工)

同FEEDは、カナダでCO2回収やクリーン燃料事業を担う三菱重工グループのMHI Low Carbon Solution Canada(MHI-LCSC)と北米の大手建設キーウィット・エナジーグループがコンソーシアムを組成し、受注したもの。実施に当たっては、同社が関西電力と共同開発した独自のCO2回収技術「Advanced KM CDR Process」と吸収液「KS-21」を活用する。

ハイデルベルク・マテリアルズは、既存施設にCCUS技術を導入することで、大規模なネットゼロセメント工場を稼働させ、プロジェクトにより最終的には22万台の自動車の年間CO2排出量に当たる、年間100万トンのCO2回収が可能になる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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