関西空港貿易、3月は半導体関連の輸出好調

調査・データ大阪税関が17日発表した関西空港の貿易速報によると、3月は輸出総額が前年同月比5.1％増の5824億円で4か月連続のプラス、輸入総額が同5.6％減の3591億円で4か月連続のマイナス、差し引き2233億円の輸出超過となった。

輸出では、「半導体等電子部品」（13％増）や「半導体等製造装置」（27％増）など、寄与度の高い半導体関連品目が伸長した。地域別では、アメリカ向けが24.8％減、EU（欧州連合）向けが4.6％減と低調だったが、アジア向けが14.4増と好調だった。

輸入は、「有機化合物」（56.9％増）や「半導体等製造装置」（25.6％増）が増加した一方、「通信機」（39.8％減）などが減少。地域別では、アジア（15.2％減）で11か月連続のマイナスとなった一方、アメリカ（13.9％増）とEU（5.5％増）は増加した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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