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渋沢倉庫は減収減益、倉庫増収も国際輸送が低調

2024年5月10日 (金)

財務・人事渋沢倉庫が10日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比6.5%減の734億1700万円、営業利益が同12.7%減の42億7100万円、最終利益が0.8%減の37億2800万円と減収減益だった。

主力の物流事業全体では、売上高が6.7%減の676億6500万円、営業利益が11.6%減の32億7500万円。倉庫業務は、飲料や食品の取扱いが好調なことに加え、新規に取り扱いを開始した工場内物流請け負い業務が寄与し、売上高が1.7%増の180億8700万円と増収だった。

港湾運送業務の売上高は6.6%減の64億2500万円、陸上運送業務では0.9%減の319億6100万円と、いずれも減少。国際輸送業務は、海上・航空運賃単価の下落や貨物取扱量の減少により、売上高は37.2%減の79億9500万円と落ち込んだ。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が6.2%増の780億円、営業利益が10%増の47億円、最終利益が10%増の41億円と増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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