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郵船、自動車船用環境ラッシングベルトを試験運用

2024年5月13日 (月)

▲自動車固縛用ラッシングベルトの試作品(出所:日本郵船)

サービス・商品日本郵船は10日、郵船商事、レクザムと共同開発した、自動車専用船に使用する再生ポリエステル繊維製の自動車固縛用ラッシングベルトの試作品が完成し、4月23日に試験運用を開始したと発表した。

開発されたラッシングベルトには、再生原糸を99.5%使用しており、製織時のGHG排出量を既存の製品と比較して28.3%削減する。試作品100本が自動車専用船「CASSIOPEIA LEADER」に積み込まれ、実際の運航中に強度や耐久性を確認するテストを継続して行う予定。

日本郵船は、このラッシングベルトを全自動車専用船(120隻)で使用した場合、年間400トンのGHG削減が見込めると試算している。3社は2026年度に完成品の正式導入を目指し、性能評価と改良を重ねていく計画だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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