調査・データ日本郵政が15日発表した、日本郵便の2024年3月期連結決算は、経常収益が前年比3.7%減の3兆3314億円、経常利益は同97.2%減の21億円、最終利益は88.3%減の72億円だった。
郵便・物流事業での取扱数量は、郵便が6%減の135億7800万通、ゆうメールが7.7%減の28億7300万通、ゆうパックは3%増の1億100万個で、全体では5.8%減だった。同事業の売上高は4.5%減の1兆9755億円、利益面では、人件費の増加や集配運送委託費の増加などで、営業損失686億円(前年は330億円の営業利益)を計上した。
国際物流事業の売上高は16.6%減の4488億円、営業利益は8.7%減の95億円となった。ロジスティクス事業は前年並みの収益を確保したが、フォワーディング事業が貨物運賃下落などにより落ち込んだ。
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