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トランテックス、ウイング電装部リコール

2024年5月22日 (水)

行政・団体国土交通省は21日、トラック架装メーカーのトランテックス(石川県松任市)が、ウイングの電源ハーネスのリコールを届け出たと発表した。不具合件数は1件、事故の発生はなし。

ウイング電源ハーネスの配線配策箇所において製造管理が不適切なため、ウイング電源ハーネスがシャシーハーネスを押しつけてしまい、シャシーハーネスの保護のない部分がシャシーフレームに干渉することがある。そのため、走行振動などでシャシーハーネスの被覆が破れ短絡し、最悪の場合、エンジンが停止し火災に至る恐れがあるとしている。

改善措置として、全車両、ウイング電源ハーネスの配策を変更し、シャシーハーネスに損傷がある場合は新品に交換する。

対象車種はいすゞ「フォワード」、UDトラックス「コンドル」の2車種で、2017年10月26日から24年3月1日までに製作された計1295台。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001743776.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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