JR貨物、5月コンテナ輸送は6.8％増

調査・データ日本貨物鉄道（JR貨物）が19日発表した5月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比6.8％増の143万3000トン、車扱は同9.6％減の53万8000トン、合計では1.8％増の197万2000トンだった。

コンテナでは、清涼飲料水を中心に食料工業品が堅調に推移したほか、一部顧客における鉄道シフトの取り組みもあり前年を上回った。積み合わせ貨物は、2024年問題を背景とするドライバー不足への対応として、鉄道シフトが進んだことで増送。また、紙・パルプは、ペーパーレス化の進展に伴う紙の需要減が続くなか、定期修繕を控えた一部顧客の前倒し出荷や鉄道シフトで増送となった

車扱は、顧客工場での定期修繕の時期ずれによりセメントを中心に減送となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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