サービス・商品SAPジャパンは24日、ツムラがクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)」を中核とした「RISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。ツムラは昨年4月に創業130周年を迎え、長期経営ビジョン「TSUMURA VISION “Cho-WA”2031」を掲げている。同ビジョンの下で、漢方バリューチェーンのDX化を推進し、業務の標準化と経営効率の向上を目指す。
ツムラは、SAPの導入によりグループ全体の業務を標準化し、自動化を進めることで業務効率化を図る。また、データドリブン経営を実現するために、SAPビジネス・テクノロジー・プラットフォームやSAPアナリスティクス・クラウドを活用したデータ分析基盤を構築している。これにより、現場の負担を軽減し、経営に資するデータを活用することで高度な予測分析を可能にする。
ツムラは、独自の漢方製剤の生産プロセスに対応するため、システムに業務を合わせる「Fit to Standard」手法を採用。これにより、シームレスな連携と高い導入効果を実現しているという。
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