ロジスティード、タイヤトラブル予知の実証実験開始

調査・データロジスティードは4日、住友ゴム工業と共同でトラックの稼働率向上を目指した実証実験を開始すると発表した。この実証実験は、タイヤの空気圧・温度管理システム（TPMS）を導入し、タイヤトラブルを予知して車両の稼働率を向上させることを目的としている。

▲タイヤ空気圧・温度管理サービス（クリックで拡大、出所：ロジスティード）

背景には、2024年4月からの改正労働基準法の適用によりトラックドライバーの時間外労働が制限され、トラック不足や輸送力低下が懸念されている状況がある。このため、効率的な輸送とドライバーの安全確保が求められている。

TPMSは、タイヤの空気圧と温度をモニタリングし、異常が発生した際にはドライバーや運行管理者に通知するシステムである。これにより、タイヤトラブルによるダウンタイムを短縮し、燃費向上や点検業務の効率化にも寄与する。

実証実験では、ロジスティードのトラックにTPMSを取り付け、およそ1年間にわたりGPSデータやタイヤ摩耗量などのデータを取得して検証する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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