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ラピュタロボが自動倉庫を米国市場に展開

2024年7月10日 (水)

ロジスティクス物流ロボティクス開発のラピュタロボティクス(東京都江東区)は10日、同社の自動倉庫システム「ラピュタASRS」の米国販売を開始すると発表した。

ラピュタASRSは、300台以上のロボットやエレベーターを制御して倉庫の入出庫を自動で行うシステムで、効率的に保管やピッキング、仕分けなどの作業を行う。倉庫の形状に合わせてブロック単位で設置できるため、既存の倉庫にも導入が可能になっている。日本では既に日本出版販売など複数の企業で導入が決まっている。

▲自動倉庫「ラピュタASRS」(出所:ラピュタロボティクス)

同社では「人件費の高騰や離職率の高さ、迅速な注文処理の需要、在庫量の変動への対応が求められているのは、米国の物流業界も日本や他の国と同じで、例外ではない」としたうえで、「ラピュタASRSは柔軟で簡単に導入でき、既存の倉庫オペレーションにシームレスに統合できるので、ダウンタイムを最小限に抑えながら投資対効果を最大化できる」とアピールしている。

また、同社は、米国市場の開拓に向けて、物流ロボティクス分野の知見に明るく、コネクションが豊富な人材や、物流倉庫向けの大規模マテハン、ロボットの販路開拓に強い代理店候補、インテグレーター候補を募集している。

同社は各種自動化ソリューションを開発しており、すでにアメリカでAMR(自律走行搬送ロボット)の導入の実績がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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